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2016年 08月 26日

「犬の社会化」を考える


22日の愛犬元気塾は「犬の社会化」をテーマに開講しました。

犬の社会化…

本に書かれている言葉では
人間との暮らしの中で出会う可能性のある様々な刺激に慣れる
人、動物、ものごと、できごとなどに慣れる
不安や恐怖から固まったり攻撃したりすることなく、また感情をコントロールできずに興奮して逆上することなく、柔軟に適切に対応する力を身につける
と書かれています。
【ひとと動物の絆の心理学より】

その時期は生後3〜4週間から10〜12週間で6〜8週を絶頂期と言い社会化の最適と言われるそうです。


実際に子犬を迎え入れるタイミングと合わせて考えてみましょう。

ペットショップから、ブリーダーさんから、愛護センターなどからの保護犬、知り合いのお家で生まれてなどが一般的ですね。


迎え入れる時期は、動物の愛護及び管理に関する法律で生後56日以内の子犬を販売してはいけないと決まっています。
この56日も段階的で現時点では45日、平成28年9月から49日、その後56日へと移行します。

そして子犬を迎え入れると愛犬の命を守るため混合ワクチン接種を3回注射して、約2週間後からお散歩デビュー、そして狂犬病ワクチン接種を受けます。

こんな現状から、私たち飼い主が生後10〜12週までの社会化期に子犬にいろんなことを経験させ教えることは結構難しいことですね。


と言うことは、犬の社会化と言うのはブリーダーさんやペットショップや保護施設にいる時期が大切になりますね。



では、私たち飼い主ができることは・・・


それは、きちんと知識を持ったブリーダーさんやペットショップや保護団体を見極めることだと思うのです。

そして、子犬を迎え入れたならその子の一生を引き受けたという自覚と責任を持ち、人と一緒に暮らせる犬に育てることではないでしょうか。



だから、犬の社会化という言葉に惑わされず、愛犬を育てることを考えてみましょう。




人との暮らしを教えるために、子犬を迎え入れて最初にすることはなんでしょう。


まずは観察すること。

君はどんな性格?どこが安心できる?何に興味があるの?などと観察します。
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そして、「新しい家族だよ。これから一緒に暮らそうね。安心して良いんだよ。」と抱きしめます。

出来るだけ優しく、そして人の心音も聞かせてやりながら抱きしめます。

人も犬も同じ哺乳類です。哺乳類は抱きしめられて愛情を感じます。

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我が家の子育てはFumiCafeブログの「フィルと私」を覗いてみて下さいね。





飼い主が犬を迎えて愛犬に人間社会を教えるということは、
犬が犬に犬社会を教えるのではなく、
人が犬に人の社会を教えるのです。


人間社会で暮らしていくための人好きってどういうこと?
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他人から体のどこでも触ってもらえる。
これが出来ていると、もしも災害に会っても他人に保護してもらえる。身の回りの世話をしてもらえる。ことに繋がります。
また、社会には犬が恐い人や犬が苦手な人もいるんだって言うことも理解できることも大切ですね。



犬好きってどういうこと?
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もちろん、一緒に走って遊べることも大切だけど、それよりも大切なのは同じ空間を共有できること。
動物病院で初めて会ったワンちゃんと大人しく一緒に待てること。
お友達ワン子とも一緒に写真が撮れたり、景色を楽しみながらお散歩ができると良いですね。
万が一、災害時ペット同伴避難をしたら、避難所で他のペット達がいても大人しくできることが必要です。


犬は群れという縦社会を尊重します。
人と一緒に暮らす犬にとっての群れは家族です。
だから、大切なのは家族の絆なのです。

どんなことがあっても、飼い主さんに身を任せ信頼を寄せる関係を築くこと。

そんな関係があってこそ、人の暮らしを理解し、一緒に暮らす愛犬に育てることができるのではないでしょうか。
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by nice-dog | 2016-08-26 11:31 | NICE DOG


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